合掌苑では、地域福祉への貢献を社会福祉法人の使命と考え、社会福祉法人が税制上優遇を受けていることを地域に還元していくため、年度の経常収支差額の約1/4を財源とした「地域福祉支援積立金」の運用を昨年度より開始しました。
この地域福祉積立金は法人内のみならず、本来の趣旨に沿って地域で活用していきたいと考え、昨年度より地域福祉支援積立金運営審査会を設置し、本格的に運用をスタートさせました。地域福祉に必要な法人内外の事業に対し、地域福祉支援積立金運用審査会の審査、理事会での決定を経て、地域福祉支援積立金を充当していきます。
少子高齢化、核家族化などのさまざまな問題や障害者・高齢者の自立促進などを妨げている地域の課題に対しては、社会福祉法人などの事業者が制度や契約に基づいて提供するサービスだけではなく、だれもが地域で安心して暮らし続けていくため、地域の中での支え合いの仕組みづくりが求められています。
そこで、高齢者・障がい者・子どもなど、地域のニーズや課題に対して誰もが安心して暮らしていくことができる地域づくりに取り組み、地域福祉を推進している活動や事業を支援するため、一件あたり上限を10万円とする助成を行ないます。
助成対象事業・活動内容
地域の団体(※「応募資格」―(1)参照)が実施する活動・事業のうち、高齢者、障がい者、子どもなど、地域のニーズや課題に取り組み、その地域で暮らす上で課題を抱える住民をはじめ、だれもが安心して暮らしていくことができる地域づくりや地域福祉の推進に資する活動・事業。
応募資格
(1)対象団体
町田市、横浜市瀬谷区、相模原市南区、大和市を主な活動範囲とし、継続的な活動を行なう市民活動団体、特定非営利活動法人など。
(2)対象件数
一団体につき1件に限ります。
(3)対象経費
助成対象となる経費は、事業・活動実施に係る経費とします。なお、助成該当事業を他団体へ委託したり、助成金を他団体等への寄付に流用することは出来ません。
(4)その他条件(審査会でのプレゼンテーション)
2017年7月24日(月)15時より、社会福祉法人で開催を予定している地域福祉支援積立金運用審査会にて、プレゼンテーションにご参加いただけることを条件とします。出席いただけない場合は棄権となりますのでご了承ください。
審査基準
(1)助成の必要性・緊急性が高い活動や、先駆性の高い活動・事業を優先します。
(2)助成をする案件が公的機関または他の民間機関から助成と重複しないことを条件とします。
(3)詳細な計画と適正に見積もられた予算による活動であることが必要です。
助成額と助成事業実施期間
(1) 助成額
一件あたりの上限は10万円とします。
(2) 助成事業対象期間
2017年度(2017年4月1日から2018年3 月31 日まで)実施事業とします。
応募の方法
(1) 給付申請書(第1号様式)の提出
所定の給付申請書(第1号様式)に必要事項を記載し、2017年7月15日(金)までに提出して下さい。
詳しいお問い合わせは、地域福祉支援事務局まで
TEL : 042ー799−2144 (担当:森田・杉本)